世界一のドリルの刃

だいぶ前に聞いた話なので、少し古いネタですが聞いてください。
ある工具の部品メーカーがありました。
そこの電動ドリルの刃は評判がよく、売上も順調に伸びていました。
そこで社長は
「世界一のドリルの刃を作る」
と決意し、大規模な設備投資をして生産に臨みました。
新製品は性能も申し分なく、社内は大いに沸きました。
ところが、しばらくすると売上が下がってきたのです。
理由は意外なものでした。
世の中では、レーザー光線で穴を開ける技術が普及し始めていたのです。
つまり、お客様が本当に求めていたのは
「ドリルの刃」ではなく
**「穴を開けること」**だったのです。
商売の本質を見誤ってはいけない、という大きな教訓を感じさせる話です。
福岡市で小型船舶操縦士免許(ボート免許)の講習を行っている
菅原海事事務所も同じだと感じています。
私たちの仕事は、単に
「ボート免許を取得してもらうこと」
ではありません。
その先にある
海での感動ある時間を提案すること。
そして、その感動を支えるための
安全への深い理解を伝えること。
これこそが、私たちの本当の役割だと、改めて強く感じました。


