ハンバーガーのドライブスルーでの出来事

知り合いの飲食店社長・Tさんから聞いた話です。
ある休日の朝、Tさんはゆっくりと寝坊し、
「ハンバーガーでも食べようか」と車を走らせ、
ハンバーガーチェーンのドライブスルーに向かいました。
注文を終えた直後、ふと財布を自宅に忘れたことに気づきました。
あわててマイク越しにそのことを伝えると、
応答した女性のアルバイトさんが、こう言ったそうです。
「では、お支払いは次の機会にお願いします。」
その一言に、Tさんは胸を打たれました。
マニュアルにはない、とっさの気遣い。
Tさんはその対応に深く感動し、後で改めて支払いに行ったそうです。
数日後、Tさんはそのチェーンの福岡本部を訪ね、
この話を伝えたところ、マネージャーはこう答えたそうです。
「弊社には、そのようなマニュアルはございません。」
さらに驚いたそうです。
いまどきの若者は「マニュアル世代」と言われますが、
だからこそ、マニュアルを超えた対応には心を打たれるものがあります。
Tさんも多くのスタッフを抱える経営者として、
「お客様に感動してもらう心構え」を改めて考えたと話していました。
私も、福岡でボート免許講習を行う講師として、
ただテキストを読み上げるだけでなく、
受講生の皆さんが「感動」や「発見」「喜び」を感じられるような
講習をしたいと思ったエピソードでした。


