地球を七回半回れ!

日本はメートル法を採用しています。
これはフランスで考えられたもので、北極から赤道までの距離を1万キロメートルとしたのが始まりです。
つまり、地球一周は約4万キロ。円ですから360°。
1°は 40,000 ÷ 360 = 111.111…キロメートル。
その60分の1、つまり 111.111… ÷ 60 = 1.852キロ。
これが「1海里(マイル)」です。
ちなみに、60分の1のことを「分」と言います。
時間で言えば1時間の60分の1が「1分」。
距離でも同じく、1分が「1海里」となるわけです。
この辺りの話は、ボート免許(小型船舶操縦士)講習でも詳しくお話ししています。
小型船舶操縦士2級では、岸から5海里まで航行が可能です。
イメージ的には、福岡市ヨットハーバーから玄界島までが直線距離で約7海里。
ですから、近くの島からであれば十分、玄界島まで行ける距離ですね。
余談ですが、「玄界島」の「かい」は「海」ではなく「界」。
「玄」は黒、「界」は境界という意味です。
つまり、「玄界島」を超えると波が荒く、海の色が黒く見えるということから名づけられたそうです。
船舶で航行するみなさん、ぜひ気をつけてください。
子どもの頃、NHKの「みんなのうた」で
『地球を七回半回れ』(詩:阪田寛夫、曲:越部信義)という歌がありました。
地球一周が4万キロですから、4万 × 7.5 = 30万キロ。
これって、なんと光のスピード(秒速30万キロ)なんですね。
これで計算すると、1光年は9兆4,680億キロにもなります。
スケールの大きな話ですが、海の距離もまた「地球の一部」。
海と距離の感覚を知ることが、安全なボート操縦への第一歩です。
ではまた。


