ポーカーの駆け引き

レアアースが現代の生活では欠かせないものになっている。
パソコンやスマホなど、あらゆる電子機器の中に組み込まれている。
採れる量が少ないことから「レアアース」と呼ばれる。
レア(希)なアース(土)で、漢字では「希土(きど)」と書く。
昔、日立のカラーテレビに「キドカラー」とあったのは、まさにこの「希土」から来ている(ちょっと古い話ですみません)。
このレアアース、中国で多く採れている。
かつてキッシンジャー国務長官はこう語った。
「アメリカはチェスを戦い、中国は囲碁を戦っている」と。
チェスは短期戦、目の前の敵を倒すゲーム。
囲碁は長期的に陣地を広げ、相手を包囲していく。
そして、トランプ大統領の出現で、アメリカの戦い方は「ポーカー」になったのかもしれない。
名前がトランプだけに。
関税をかけるという駆け引きでプレッシャーをかけたが、
中国は「レアアース」という切り札を出してきた……。
世界が「貿易摩擦」というゲームに巻き込まれませんように。
私はヨット(セーリング)をやっており、
この競技はいつも「詰め将棋」に似ていると感じている。
風・波・潮に対して艇をどうチューニングするか、
どのコースを取るか、ルールをどう活かすか。
さまざまな要素が絡み合う、知恵と経験の競技だ。
福岡市で行っているボート免許講習の中にも、
ヨット関係者の方が受講に来られることがある。
講習の合間に、ヨット談義で花が咲くこともしばしば。
ヨットを知らなくても、ほんの入り口くらいまでは、
興味を持ってもらえるようなお話をしています。
海の話、風の話、そしてボート免許の話。
福岡市の海でお会いしたときは、ぜひ気軽に声をかけてください。
では、また。


