英英辞典を使う

私がよく聞いているラジオ講座『ニュースで学ぶ現代英語』の中で、こんな英文がありました。
The films feature a university student.
これが、意外とすんなり訳せませんでした。
直訳的に考えると、
「その映画は、ある大学生を主役にしています」
となりますが、「feature」という動詞の感覚がどうも腑に落ちません。
調べてみると、「feature」には
「重要な要素を持つ」「目玉にする」「特徴として取り上げる」
といった、もう少し大きな意味があるようです。
そこで講座の先生がすすめていたのが「英英辞典」を使うことでした。
実際に引いてみると、こんな説明がありました。
- give a prominent(目立った、卓越した)part to
- have an important or prominent part in
なるほど、と思いました。
単に「主役」ではなく、「目立つ役割を与える」「重要な位置づけにする」という感覚なんですね。
この話、私の仕事にも通じるものがあります。
私は小型船舶操縦免許講習の講師をしています。
海の交通ルールを教えるとき、まず大前提として出てくるのが、
「万国共通、右側通行」
という原則です。
ここを理解していないと、
「なぜ右に避けるのか」
「なぜこのルールがあるのか」
が、すべて丸暗記になってしまいます。
でも本質を理解すれば、そこから自然と応用が効くようになります。
英語も同じですね。
単語の「訳」だけを覚えると混乱しますが、
その言葉が持つ本来の意味の軸をつかめば、文脈に応じて自然に理解できる。
何事も、表面だけでなく「本質」を知ることが大切だと、改めて感じました。
福岡の菅原海事事務所でした。


