魚を3枚におろす

福岡市で小型船舶操縦免許の講習を開催しています。
ヨットハーバーで開催すると、受講生はヨット関係者が多いのですが、釣り好きの方も多いですね。
「自分で釣って、自分でさばいて、調理する」
そんな方も多く、時々お裾分けをいただくこともあります。ありがたい話です。
以前、あるスーパーの経営者の方とお話しする機会がありました。
その方がこんなことを言っていました。
「魚は三枚におろせる人は多いけれど、肉を薄くきれいにスライスできる人は意外と少ないでしょう?」
確かにそうです。
魚は包丁があれば何とかなりますが、肉を均一に薄く切るにはスライサーが必要です。
しかも、そのスライサーを家庭で持っている人は、相当な料理好きか、プロ級の人でしょう。
実はこれが、スーパーの強み(利益の源泉)なのだそうです。
つまり、
- 専用の道具
- それを使いこなす技術
- 長年の経験で培われたノウハウ
この3つがあるからこそ、プロの仕事になる。
なるほどなぁと思いました。
これは、私の仕事であるボート免許講習にも通じる話です。
免許を取るだけなら、独学でも不可能ではありません。
しかし、安全に、確実に、そして実践で役立つ形で伝えるには、やはり「プロのスキル」が必要です。
- 法令を噛み砕いて説明する力
- 海の実体験に基づいた注意点
- 受講生の不安を先回りして潰す工夫
こうしたものは、マニュアルだけでは身につきません。
私も「プロ」としての価値を、もっと発揮していきたいと思いました。
日々是研鑽。
今日も少しずつ、腕を磨いていきます。


