海千山千(うみせんやません)

海に千年、山に千年住んだような老練な人のたとえ。
したたかで、一筋縄ではいかない人の意味でも使われます。
海に千年、山に千年住んだ蛇が龍になったという伝説が語源とも言われています。
百戦錬磨と捉えることもできるでしょう。

話は展開して、海はいろんなことを教えてくれます。
先人の知恵を「シーマンシップ」と言います。
それは、何よりもまず『安全』についてです。

海は、いい凪の日ばかりではありません。
若いから、女の子だから——そんなことは関係ありません。
「今日は荒天だから海に出ない」
それも立派な、勇気ある判断なのです。

自然の前では、私たちは常に一個の動物にすぎません。

私は福岡で小型船舶操縦免許講習(ボート免許講習)をしています。
だからこそ、いつも受講生にはこう伝えています。

海に対して、謙虚であること。
それが、シーマンシップの原点だと。