話を最後まで聞きなさい!

小さい頃、親によく言われたものでした。
「話を最後まで聞きなさい!」
早合点する私は、よくいさめられました。
でも、これは日本語の特徴かもしれないと考えるときがあります。
日本語は「文末決定性」の言語です。
最後まで聞かないと、肯定なのか否定なのかハッキリしません。
おまけに主語を略することもある。
これも日本人の国民性なのかもしれません。
それに比べて、例えば英語では
必ず主語があり、それが文頭にきます。
続いて動詞(述語)がくる。
否定する場合も、否定語の位置で意味がわかる。
つまり、はじめの段階でおおよその内容がつかめるのです。
最近の若い人は、スマホは持っていても電話機能はあまり使いません。
お互いにしゃべる「クロストーク」さえ少なく、
テキスト(文字)で伝えるのが主流です。
「私はテキストコミュニケーションが得意です」と言う人まで出てきました。
福岡でボート免許講習を担当していると、
この“話を聞く姿勢”の大切さを日々感じます。
講師である私自身、受講生の言葉を最後まで聞き取り、
一人ひとりが理解しやすいように伝えることを心がけています。
口は一つ、耳は二つ。
だからこそ、人の話をよく聞く。
それが、より良いコミュニケーションと安全な航海につながると信じています。
よろしくお願いいたします。


