自転車と水上オートバイ

福岡市の繁華街・天神地区を歩いていると、まさに「天神ビッグバン」と呼ばれる再開発の勢いを肌で感じます。毎週のように新しいビルが建ち並び、街は大きく変わり続けています。

そんな歩道では、多くの歩行者の間を自転車が走り抜けています。最近ではスマホ片手の「ながら運転」が厳しく取り締まられるようになりましたが、まだまだマナー違反は少なくありません。

ここで、水上オートバイの話に移ります。呼び名はいろいろありますが、免許講習では正式に「水上オートバイ」といいます。これは平成15年以降、免許を持つ人しか操縦できなくなりました。背景には事故の多さがあります。法律上は「船舶」に分類され、操縦者は「船長」として重い責任を負います。

無免許の人が勘違いしやすいのは、自転車と同じ感覚で操作できると思ってしまうことです。自転車なら、危険が迫ればブレーキをかけてハンドルで回避できます。
しかし水上オートバイにはブレーキがありません。スロットルを緩めれば推進力は落ちますが、その状態ではハンドルを切っても方向転換できません。逆に危険を避けるには、スロットルを開けて推進力を確保する必要があるのです。

こうした特性を理解しないまま乗ると事故につながります。そのため免許講習では、この点を丁寧に説明しています。

水上オートバイはとても楽しい乗り物です。だからこそ、安全を守りながらマリンレジャーを楽しんでください。