未完の頂(みかんのいただき)

英語を勉強していて、
ひとつ、手が止まった表現がありました。
The book is the best yet published.
直訳すると
「その本は、これまでに出版されたもののうち一番よいものだ。」
ここでの yet が、少し悩ましい。
yet といえば
否定文で「まだ…ない」
疑問文で「もう」
肯定文で「今なお」
接続詞で「けれども」
――そんな訳がまず思い浮かびます。
けれど、この文の yet は
「今までに」「これまでのところでは」
という意味合いになる。
辞書を引きながら、ふと思い出した言葉があります。
「未完の頂」。
「自分史上最高記録」と言ってもいいかもしれません。
まだ目標に到達したわけではない。
けれど、これまでの自分の中では、いちばん高いところにいる。
the best yet
――「今のところ、最高」。
勉強していくほど、言葉は奥が深いと感じます。
まだまだ未完。だからこそ、登り続ける意味がある。
菅原海事事務所、これからも精進してまいります。


