方角を十二支で

航海計画に必要なのは羅針盤とチャート(海図)。
GPSが発達した昨今でも、船長の知識として必須です。
自船がどこにいて、どこに行くのか。
その際に、安全な航路を決定する。
目標物の一つは灯台となります。
さて、針路は北を0°として時計回りに360°で示す。
(北極星が真北ですが、場所により偏差があるのでそれを調整します)
これを十二支で表すのをご存じでしょうか。
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥。
360°を12で割れば30°ごと。
子を北にして、やはり時計回りで表すのです。
地球の経線は南北に走る。
つまり、子と午をつないだ線です。だから子午線というのですね。
西は酉。なんか似た漢字ですね。
一般に鬼門と言われる北東。
これは丑と寅の間で「艮(うしとら)」と呼ばれます。
「良」という漢字から「点」を取ったような形。
鬼門ですから、「鬼」。
鬼退治をした桃太郎は、家来に「さる」と「いぬ」と「とり」を連れていきました。
これは艮(うしとら)の反対方向、すなわち裏鬼門の象徴です。
話は尽きません。
福岡市で実施しているボート免許講習では、実際の航海計画の立て方を学びながら、
こうした「方角の知恵」や「航海の基礎理論」についてもわかりやすく解説しています。
海図の読み方から安全航行のポイントまで、初心者でも楽しく学べる内容です。
ぜひ、次回の講習でお会いしましょう。


