メトロノーム

福岡で開いているボート免許学科講習の時 私は受講生の皆さんにこう質問します 「船に乗っていて、波が出てきました。 荷物は高いところに移動しますか、低いところに移動しますか」。 ほとんど「低いところ」と答えます。 正解!! 経験的に、わかっていると思います。 重心が高いところにあることを トップヘビーと言います。 この状態は、復元力がなくなり 振れが大きくなるんですね。 転覆の一つの要因にもなります。 逆の状態は、ボットムベビーと言い 復元力が増して、安定感が増します。 この原理絵を利用したのがメトロノームです。 張り子の分銅を高くすれば(トップヘビー) 復元力が減り、大きく、ゆっくり振れる。 低くすれは(ボットムヘビー) 復元力が増して、早く細かく振れるわけです。 小型船舶においては 乗員が、低くなる・座るというのも有効になります。 ただ、ボットムヘビーン状態では復元力が増すので 振れ幅が早く細かくなり、人によっては船酔いするかもしれません。 余談ですが、豪華客船はやや重心を高くしています。 (船舶にホテルが乗ってる感じですよね) 客室の窓が大きいので 波が出てきたのがわかりますし、 揺れが大きく、ゆったりしてるので 視覚と耳の中にある三半規管からの情報が脳の中で一致して酔いにくいのです。 講習のかけでは、こんなエピソードを交えながら 分かりやすく進めています。 いろんなお話しますよ。


